信じがたいムンバイの 8つの事実

Thu, 10/20/2011 - 04:00 — Anonymous
ムンバイが信じがたい都市だということは、
これまでに何度も述べてきた。
ムンバイはまるで生きて鼓動しているかのようであり、人の人生と同じようにムンバイの一寸先もまた闇である。次に何が起こるのか想像ができない、という意味では。つまり、信じがたいことが日常的に発生する都市なのだ。
ムンバイを初めて訪れる人の立場に戻ってリストを作成した。目に飛び込んでくるすべてのことが現実としてはあまりに非常識。だが、これが現実だ。
1. 数百万人の路上パーティ： ガネーシャ祭
ガネーシャ祭は8月中旬から9月中旬の10日間に国中で毎年祝われるヒンドゥー教のお祭りである。美術家がヒンドゥー教の神、ガネーシャの像を作成するところから始まり、手で持てるような小ぶりの像から、車がないと動かせないような巨大なものまである。
ガネーシャ像はムンバイ中の家庭や公共スペースに届けられ、祭られ、数日後には人の波と共に行進し、一番近い水域に沈められる。
ガネーシャ像を沈める祭りの最終日はとんでもない騒ぎとなる。百聞は一見にしかずとはよくいったもので、目にしなくてはにわかには信じ難い光景だ。何百万人という人々が、ガネーシャ像を積んだ何千台ものトラックとともに道に溢れ、一晩のうちに一番近い海岸や川や水タンクなどの水場まで練り歩く。その道すがら音楽をガンガン鳴らし、歌い、踊る。ガネーシャ像を運ぶ神輿のテンポに身をゆだねて、ジェフー海岸までの道のりを進み、群衆とざわめきに身を浸してみては？この祭りに遠慮は野暮。実際に参加して、是非とも体感してみたい。
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